オーストラリア等の海外から苗や種を取り寄せそれらの交配種を実生して、地植えで育てています。
オーストラリア系の特徴は、大輪で強健、当園の主力栽培品種となっております。
気候は、夏熱く冬が寒い内陸性気候で雪が少なく寒暖の差が激しいため、栽培には特別の注意が必要です。
特に小苗は、霜柱に弱く冬季は、細心の注意が必要です。
地植えの開花期は、3月下旬〜4月下旬頃となります。
<栽培>
【地植え】
1植えつけ
4月から8月上旬までに植えつけます。子苗ほど早く植えます。
2 潅水
活着するまでと夏の高温乾燥期に十分潅水する
3肥料
基肥に堆肥、化成肥料、有機石灰を入れて植えつける
4 遮光
炎天下では、50〜80%位の寒冷紗下で育てる。
5 植え場所
排水が良く、夏日陰になる広葉樹の下など。
6 その他
今年植えた苗は、冬季藁などでマルチングをした方が安全です。
※注意 (秋に植えつけ株分けは、行わない。冬までに十分根が張れず霜柱で抜け枯れます。)
【鉢植え】
1植えつけ
一年中可能ですが、特に春と秋が理想。
2潅水
表土が乾いたらたっぷり行う。
3肥料
基肥にマグアンプ等を入れ植えつけ夏以外の成長期に規定量の液肥を与える。
4用土
排水の良い赤玉土に有機石灰、腐葉土等を混ぜ植える。
5置き場所
@ 夏、木の下、寒冷紗の下,などの半日陰
A 春秋 良く日の当たる場所
B 冬、家の中の暖房の無い部屋、凍結しない程度のハウス内
※注意 (最低気温−10度以上が数日続くと用土が凍結し枯れます。)