<シベリアアヤメについて>

コアアヤメやアヤメの原種を基に、アメリカで品種改良した園芸種。
丈夫で育てやすい。
草丈30〜120cmで、花径10cm前後、開花期5月下旬〜6月上旬。
2〜3年育てた大株は、花が数十輪立ち上がり見事になる。
近年、八重咲きが登場し、一段とにぎやかになった。

<栽培>

1 用土
   あまり乾燥しない用土を好みます。

2 潅水
   植えたときは、根付くまで潅水する。
   夏の高温乾燥時には、潅水すると元気です。 

3  肥料
   特に必要ないが、痩せ地は、燐酸分の多い化成肥料を少し与える。

4 病気
    立ち枯れ病 茎の根元が茶色になり枯れる。土壌菌が原因といわれている。
    発生した場所には、植えない。
    肥料が多すぎると発生します。 
    隋虫が茎の根元の新芽に入り、食い荒らすため花が咲かないことがあります。
    オルトラン粒剤の散布が効果適です。

5 植えつけ株分けの適期
    花後がもっとも良い。遅くても8月下旬までに済ませる。

6 その他
  成長すると株が茂るので、株間は50p以上あけた方が良い。